lodog’s blog

オリジナルデザインのドッググッズ、首輪・ハーネス・リードのお店、「エルオードッグ」のブログです。犬の健康、病気、しつけなどなど、日々の犬との暮らしで感じたことあれこれを書いております。

犬の腎臓病と日々の管理

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犬の腎臓病は日々の食事管理がとても大切です。

これはオーブ、リテラを見ていて実感していることです。

オーブはドッグフード、リテラは手作り食で育ってきたこともあり、それぞれ管理の仕方は若干、変わります。

そして、腎臓病と一言で言っても各ステージごとに対策は異なりますが、腎臓病と診断されたら、下記の2点はいつでも大切かなと思います。

  • タンパク質とリンを制限した食事をとること
  • 水分をたくさんとること

ドッグフードの場合には、腎臓病用の療法食、

手作り食の場合には、タンパク質を制限し、計量したものをあげる必要があります。

 

 タンパク質とリンの制限について

タンパク質の制限については獣医さんの考え方も色々あります。

タンパク質、リンともに制限するのが一般的かと思いますが、
タンパク質は制限せず、リンのみ制限するという考え方もあるようです。

 

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オーブは腎臓病療法食のドッグフードを食べていたので、特に細かく気にしていませんでした。一時的に腎臓の数値が悪くなり、まったく食べ物を受け付けなくなってしまった時には、手作りごはんだったり、人間の食べ物だったりとあげていました。そんなときは、タンパク質の量を気にしていました。

また、オーブは途中からリンの数値が悪くなり、リノパワー(リン吸着剤)を服用していたこともあり、 リンの含有量が多い食べ物はなるべく避けるようにしていました。

 

リテラは手作りのごはんを食べているので、タンパク質とリンを制限することはとても重要です。タンパク質とリンは相関関係にあるので、タンパク質を制限することで、リンの量を減らす事ができます。

 

 

 

食品に含まれるタンパク質量やリンの量は、文部科学省のHPにある日本食品標準成分表で確認できます。

第2章 日本食品標準成分表 PDF(日本語版):文部科学省

 

また、こちらの本は人の腎臓病対策用ですが、食品のエネルギー、タンパク質、塩分、カリウム、リン、水分が簡潔にまとめられており、わかりやすいです。

オススメ!!

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水分をたくさん取らせること

犬の腎臓病では、水分を取ることがとても重要です。

 

特にドッグフードを食べていたオーブは食品に含まれる水分量が少ないため、積極的にお水を飲むようにしていました。

  • お水を美味しくするお皿「オーカッツ」
  • 水に浮かべたドッグフードや手作りスープご飯
  • おやつ水
  • 強制飲水
  • ゼリー 
 
*お水を美味しくするお皿「オーカッツ」*

普段、自分からお水を飲んでくれるように、「オーカッツ ヘルスウォーターボウル」というお水がまろやかになるお皿を使っています。

オーブが腎臓病になったときに、先生に「僕の猫もこれを使っています」とオススメされ、「オーブには効果のほどはわからないけど、使ってみたら?」とのご提案をいただき、使用するようになりました。

使ってみてびっくりしたのは、オーブではなく、リテラがお水をごくごく飲むようになったこと!!もともと手作りごはん派のリテラはお水を飲むことがオーブに比べて圧倒的に少なかったので、びっくりしました。

オーブもごくごく飲んでいましたが、飲水量の違いが目に見えて違ったのがリテラでした。もちろんこれもお皿がというよりリテラの腎臓病が進行したからなのかもしれませんが・・・(汗)

オーカッツ ヘルスウォーターボウルはオススメです。

三女のシュシュ(トイプー)もまだまだ6ヶ月とパピー犬ですが、オーカッツのお皿でグビグビ飲んでいます(笑) 

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 *水に浮かべたドッグフードや手作りスープご飯*

ドッグフードに水をだぶだぶ注いで食べてくれるなら、そういう方法もいいですが、口周りが濡れるのがイヤな犬って結構多い気がします(汗)

水で濡れた口周りは乾いた布などで拭いても、意外に乾きにくいですし・・・。

幼犬のようにドッグフードにお湯を入れてふやかしてあげるというよりは、ドッグフードに水またはぬるま湯をたくさんかけてスープのようにして、すぐにあげる感じです。

なので、ドッグフードは表面以外はカリカリのままです。

オーブはドッグフードに水を注いで食べていましたが、腎臓病が進行してからはそういう食べ方をしてくれなくなりました。

 

手作り食の場合には、スープごはんなどを作ると必然的に摂取水分量を増やすことが出来ます。

 

*おやつ水* 

強制的に飲んでくれるようにするには、やはり好きなおやつなどと組み合わせて、小さなお皿にお水を入れ、おやつを浮かせたり、沈めたりすると、そのおやつ欲しさに飲んでくれました。ヨーグルトやりんごの果汁をお水でうすめたりしたものも、よく飲んでくれました。

欠点としては、おやつを用いることで、タンパク質やリンなど腎臓病で控えたい栄養素をとってしまうこと。

ただ、こちらの方法は、初期の腎臓病でしたら有効ですが、腎臓病が進行すると、もともとの食欲がなくなるので、難しいというのが実感です。

 

*強制給餌(飲水)* 

食欲がない場合には、シリンジで口の横から飲ませる方法もありますが、強制給餌(強制飲水)は誤嚥のリスクがあるので、必ず獣医さんに指示をしてもらい、一度、先生の前で試してみるのが良いと思います。

オーブはご飯、お水の強制給餌やお薬の強制給餌もすべて先生に教わりました。

出来ない場合には、無理せずに、点滴に行った際などに先生にやってもらうのが良いかもしれません。

 
*ゼリー*

さらさらのお水よりも、ゼリー状のものの方が誤嚥のリスクは減るので、葛粉や寒天でゼリーを作るのも良いです。

通常のゼリーに使われるゼラチンはコラーゲンが主原料で動物性タンパク質から作られていることが多いので、少しでもタンパク質を減らしたい場合には、葛粉や寒天でゼリーを作るのがオススメです。

 

ポカリスエットの大塚グループからペットスエットゼリーという犬用のポカリスエットをゼリー状にしたものが販売されているので、市販のゼリーなら、飼い主の手間暇が省けて楽ちんです。

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高齢になってから思うのは、こういうゼリーなどを若い時からおやつで利用していればよかったなと思います。

老犬で病気になってから使うよりも、若いときから食べ慣れているもののほうが、犬も安心感があるように思います。

そして、若い時は順応性があるので、変わった食べ物でも口にしてくれる傾向があるので・・・。

 

**水の種類について**

お水は基本的に軟水の水道水。

ミネラルウォーターはミネラル分を添加しているので、腎臓病を抱える犬には良くないそうです。

特にドッグフードを食べている犬はフードで体に必要なすべてのミネラル分をまかなえるので、ミネラルウォーターを与えてしまうと過剰なミネラル分が負担になり、尿結石を引き起こす原因にもなるそうです。

 

農林水産省のミネラルウォーター類の品質表示ガイドラインによると、ミネラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターは違うそうで、人工的にミネラルを添加しているのがミネラルウォーター。天然のミネラル成分が溶け込んでいるものがナチュラルミネラルウォーターだそうです。

もし、水道水以外であげる場合には軟水のナチュラルウォーター、または、軟水のナチュラルミネラルウォーターがいいのかもしれません。

 

詳しくは、東京都水道局の下記リンクに記載があります。

トピック第12回 ミネラルウォーター類 | 水源・水質 | 東京都水道局

 

 

*水素水*

賛否両論の水素水。

でも、藁にもすがる思いのときにはあげたいって思いますよね。

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オーブも腎臓の数値が最悪になり、これはもうダメかも??ってなった時に購入しました。あげてみましたが、まったく飲んでくれませんでした(泣)

 

先生から、水素水はお皿に出して放置しておくと30分くらいで水になってしまうというお話だったので、小皿に少しずつ、残りは空気を抜いて冷蔵庫に保存していました。お水を絶対飲みそうだなというタイミングを見計らって出したのですが、ほとんど口にしてくれませんでした。

その後はシリンジで強制的にあげてましたが、ほんとうにイヤそうだったので、オーブには合わないのか?そこまでしなくてもいいかな?と家族との話し合いでやめてしまいました。

 

好きな子はほんとうによく飲むそうなので、あげてみて自分からよく飲んでくれたら、使ってみるのがいいかもしれません。

 

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タンパク質を制限した食事とお水をたくさん取ることが日常管理のベースになるものです。

日々の食事管理が大切なのに、腎臓病になると食べないことが多く、あんなに食べることが大好きだったのに・・・と飼い主もとてもつらくなります。

食べないと腎臓は休まるのか一時的に数値が改善したりするのですが、今度は体の持ちが心配になってきます。腎臓に負担のない食生活ってほんとうにむずかしいなぁと言うのが実感です。

 

 

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