lodog’s blog

オリジナルデザインのドッググッズ、首輪・ハーネス・リードのお店、「エルオードッグ」のブログです。犬の健康、病気、しつけなどなど、日々の犬との暮らしで感じたことあれこれを書いております。

チワワのオーブ・心臓病の話⑯急性腎不全と点滴

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昨年2017年の9月末に、食欲が落ちて嘔吐を繰り返し、腎臓の値が急激に悪化してしまったオーブ。
まずは皮下点滴をしてもらうことになりました。

犬の心臓病をケアしながらの腎臓病の治療

先生から提案された治療法は4つでした。

  1. 毎日、皮下点滴に通い、輸液の量を少しずつ増量する。呼吸、舌色を見ながら、心臓に負荷がかかってきたら、即治療を中止する。
  2. 入院して静脈点滴をする。肺水腫が起きた場合にはすぐに水を抜けるなどの利点もあるが入院中に死亡するリスクがある。
  3. 一度に規定量の皮下点滴をする。心臓より腎臓を優先する。①より心臓病に対するリスクはあるが、腎臓には効果が高い。
  4. 人工透析

 

オーブは1番を選択しました。

毎日点滴に通って、3回の点滴を1セットにし、3日に一度血液の値をチェック。吐き気止めなども点滴に入れて、BUN、CREなど腎臓の値を下げ、吐き気を抑えて食欲を回復させることを目指しました。

点滴の量は、体重4キロほどなので、通常、100ml入れても問題ないところ、心臓病を抱えるオーブでは20mlでもシビアだ、とのことでした。

点滴とはまさに体内に水分を入れることなので、循環器に持病を抱えるオーブには肺水腫のリスクを高めることになります。

腎臓のことを考えれば、点滴をせざるを得ない状況ですが、その点滴は心臓にはよくない・・・。心臓がもってくれるかが一番の問題だそうです。

その時に先生からは、腎臓をとるか、心臓をとるかのお話がありました。

たくさんの量を点滴すれば、腎臓は回復する可能性があるが、それがかえって心臓に負担になり、最悪の場合には心臓が破裂してしまう可能性があること。

逆に少量づつの点滴では心臓の負担は少ないが、その間に腎臓がさらに悪化してしまう可能性があるとのこと・・。

二つに一つ・・・。

先生とよく話し合いながら、もしかしたら腎臓は回復しないかもしれないけれど、少量ずつの皮下点滴をするという治療を選択し、呼吸状態が悪化しないかチェックしながら、もし途中で心臓に負担がかかってくる症状がみられたら、治療を変更するという、一番心臓に負担がかかりにくい治療方法を選択することにしました。

 

 

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点滴開始

毎日、皮下点滴に通院するのは、オーブにとってはもちろん、飼い主も大変でした。

初めはなかなか数値が下がらず、、、食欲も出てこないので、とてもつらい日々でした。

8日目くらいから数値が下がりはじめ、吐き気も収まって、12日目で、毎日の点滴が2日に1回で大丈夫になりました。

徐々に食欲も戻りはじめて、2日に一度の点滴を2週間続けると、すっかり数値も落ち着いて、少々高め程度にまで下がりました。こうなると、ごはんもドッグフードで、またペロリと食べてくれるようになりました。

オーブは、もともと食い意地が張っているので(笑)、ごはん完食が元気のバロメーター!!急激に腎臓が悪化してほぼ1ヶ月で、元気を取り戻してくれました。

 

治るの?? なぜ急性腎不全が起きたの??

 腎臓の値の改善は、オーブの腎細胞がどの位生き残ってくれているかにかかっていると先生に言われていました。

点滴を繰り返しても、腎臓の細胞が失われていては改善は見込めず、その場合には人工透析しか方法はないとのこと。それは、心臓病を抱えた老体のオーブには負担が大きすぎる決断になってしまいます。

 

点滴により数値がかなり下がってくれたということは、腎細胞が大量に壊れてしまっているのではなく、何らかのトラブルにより、急性的に腎不全が悪化してしまい(腎不全の急性憎悪)、そのトラブルが収まって、数値も回復したと考えられるそうです。

 

では一体何が起こったのか?を厳密に解明しようとするとなかなか難しいそうで・・・、例えば、腎臓の細い細い血管に血栓が生じて血流が妨げられ、腎機能が急激に悪化した、という可能性もあるそうです。そこで、連続的に点滴で輸液することで水分とお薬の働きで血栓が解消されたと考えることもできるとのこと。

 心臓と腎臓は機能的に関連しているので、心臓の悪い子の場合には腎臓も悪化してしまうことはよくあるそうですが・・・

ご老体には、色々なトラブルが起こりますねー(汗)

 

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一時はどうなることかと、飼い主は気が気ではありませんでした。

オーブにとっては、怖い動物病院に連れられ、毎回針を刺され、それが毎日続くのは大変だったと思います。

しかも点滴の針ってメッサ太い(滝汗)

理由あっての太さですが、ちょっと怖いですよね。

そんな大変な状況も無事に乗り越えてくれ、また、元気を取り戻して、大きな大きな飼い主孝行をしてくれました。

 

 

今回の腎臓のトラブルはどうやら落ち着いてくれた様子ですが、心臓、気管虚脱など、オーブは沢山の病気を抱えているので、油断大敵。これからも毎日の様子を慎重に観察、チェックして、頑張って長生きしてもらいたいです。(つづく)

 

 

 

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