lodog’s blog

オリジナルデザインのドッググッズ、首輪・ハーネス・リードのお店、「エルオードッグ」のブログです。犬の健康、病気、しつけなどなど、日々の犬との暮らしで感じたことあれこれを書いております。

イヌが吠えるということ

|犬は吠えるのが仕事??|

「図説 動物文化史辞典ー人間と家畜の歴史ー」という本に面白い記述を見つけました。

なんとこの本によると現存するイヌ科の野生動物にはなくて家イヌのみに見られる能力が「吠える」ということなのだそうです。

以下を引用してみますと、

家イヌのみに発達し、現存するイヌ科のどの野生動物にも見られない能力が一つある。それは吠える性向である。(略)おおかたのイヌが吠える性向を幾分もっているから、ささいな外的誘因に刺激されてたちまち吠えはじめる。番犬が吠えたてるのは確かに実用的であるから、この音声の型はくり返し選び出されてきた。さらにイヌによっては、人と交流したくて吠えるのかもしれないから、人の声を真似ようとすることさえ起こりうる。その吠え声は、遊びに誘ったり、狩をしたり、あるいは攻撃にも関連づけられる、注意を促そうと工夫をこらしたものなのである。<動物文化史辞典、著者:Jクラットン=ブロックより>

オオカミやコヨーテもときおり吠え声を発するけれども、それはイヌが吠えるのとは違うものなのだそうです。

そういわれてみると、オオカミ特集のテレビ番組やドキュメンタリーを見ても、遠吠えや唸っているのは見たことありますが、犬が吠えるのとはちょっと違いますよね。

勝手にですが、イヌ科はすべて吠えるものと思っていた私はビックリしてしまいました(汗)

 

|吠える犬のトレーニングは難しい??|

人が何年もかけて家畜化してきた歴史があり、その中で選択的に吠えるイヌを作り出してきたわけで、犬が吠えるのは当然と言うことですよね。

先日、犬が玄関で吠えるのを止めさせたいので、トレーニングを開始しようと思いますということをこちらのブログ「ボクにもワケがあるんだよ....」に書きました。

家イヌの特徴の一つである吠えるという行為を止めさせようとしているのだからなんとも矛盾しているなぁなんて思っています(笑) そして犬の特徴の一つを止めさせようとしているわけですから、トレーニングもなかなかに大変なのが頷けますよね。

 

「図説 動物文化史辞典ー人間と家畜の歴史ー」はイヌ、ウシ、ブタなどの人が作り出した動物たちから、ネコ、ゾウ、トナカイなど飼い馴らされた動物たちなど、人に係わる動物たちの歴史がそれぞれに書かれています。 脚注に図版や写真が多いので、とても読みやすく、付録には家畜(哺乳動物)の分類法などが書かれており興味が尽きません。

残念ながら、絶版のようですが、そこまで古い本ではないので図書館や古書店などで目にすることができると思います。

楽しい本ですよ~